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【ユーリ!!!on IES:夢小説】銀盤上のアリア第1話(男主/愛され/勝生勇利寄り/原作沿い/勝生勇利弟設定)

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今回は【ユーリ!!!on IES:夢小説】銀盤上のアリア第1話(男主/愛され/勝生勇利寄り/原作沿い/勝生勇利弟設定)です。名前の設定は↓↓でお願いします。(*名前変換が表示されない方はコチラへ☆)

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【ユーリ!!!on IES:夢小説】
銀盤上のアリア第1話
(男主/愛され/勝生勇利寄り/原作沿い)

以下:【ユーリ!!!on IES:夢小説】銀盤上のアリア第1話本編です。


今日僕の兄が日本に帰ってくる。

兄に会うのはかなり久しぶりぶりだ。と言っても電話での連絡は良くしている。

この間も電話をしたのだけど、兄は落ち込んでいるようだった。

「勇利元気かな…。」

「元気でしょ。生きてるんだから。」

「いや、そうじゃなくて。グランプリファイナルの結果、あれだったから…。」

駅の改札前で兄が習っていたバレエ教室の先生、ミナコ先生と兄の帰りを待っている。

兄はフィギュアスケート特別強化選手でグランプリファイナルに出場するほど凄い選手だ。でもその大会で大失敗してしまい、その後も上手くいかなかったのか兄のシーズンは終了。

とりあえず僕達の故郷である長谷津に帰国するそうだ。駅には兄のポスターが沢山貼られている。

「あんたこそ元気なの?急に日本に帰って来て。そう言うとこ、兄弟よね。」

「…元気だよ。生きてるんだから。」

兄の勝生勇利は留学をして今はアメリカのデトロイトにいる。弟の僕、勝生名前もフランス・パリにある学校に通っていた。僕も向こうで色々とあり1ヶ月前に帰ってきたばかりだ。

「あ、来た。」

エスカレーターを降りて来た兄は自分のポスターに驚いているし、なんかこそこそしている。

「勇利!何こそこそしてんの?」

「ミナコ先生!」

「5年ぶりにおっかえりー!」

ミナコ先生は待ってましたとクルクル回り、用意していた横断幕を広げた。派手な迎えに周りにいた人達が次々と振り返り兄に注目し始めた。

「な、何でここに?」

「勇利おかえり。」

「名前!」

「堂々としてなさいよ!」

改札を出ると握手を何にかに求められたが兄は急いでいると握手を断ろうとした。が、ミナコ先生が握手くらい減るもんじゃないし、スケート界のレジェンド、ヴィクトル・ニキフォロフはファンサービスを欠かさなかったでしょと半ば無理矢理握手をさせられてた。ヴィクトルは兄が好きなスケート選手だ。名前を出されたら断れない。

その後、町の皆んなに挨拶をしに行く予定だったが家にそのまま帰る事に。

家に着くなりミナコ先生に服を脱がされた兄の姿に脱がした本人が悲鳴をあげた。僕もその姿に思わず驚いてしまった。父と母は笑っている。

「笑い事じゃないですよ!フィギュアスケーターとして有るまじき太り方ですよ!」

駅で会った時から僕もちょっと太ったかな程度に思っていたが予想を越えて兄のお腹は出ていた。

「昔から太りやすかったもんな。しょんなか~。今夜はいっぱいカツ丼食べんね。」

「あ、その前に…」

「そうやったね。ヴィッちゃんに挨拶してこんね。」

ヴィクトルだからヴィッちゃん。僕らが飼っていたプードルでグランプリファイナル直前に亡くなった。兄が1番可愛がっていたからヴィッちゃんが亡くなったのも大会の失敗に繋がっているのかもしれない。

「勇利、名前、おかえり。」

「真利ねぇちゃん久しぶり。忙しい所ごめんね。」

「あんたさ、いつまで長谷津にいる?名前も。うちの温泉手伝うの?」

「えっ何?急に。」

「……。」

「留年してまで大学行ってたのに、これからどうすんの?スケート続けんなら応援するけど。○○、あんたもよ。」

真利ねぇちゃんが吸う煙草の匂いが部屋を覆う。

自分達でも考えている事を他の人に言われるとちょっと苦しくなる。

「まだ、少し考えたいって言うか…。」

「ぼ、僕も…。」

「ふーん、そう。まぁ温泉入ってゆっくりしてって。」

僕らの家は温泉旅館を経営していて、長谷津にある唯一の温泉旅館だ。昔は沢山あったらしい。昔から兄と一緒に家の温泉に入っていた。うちの温泉は最高。

「名前はいつこっちに帰って来たの?」

「1ヶ月前だよ。」

「へ~、音楽活動はどう?上手く行ってる?」

「今は休業中かな。」

「休業?え、電話じゃそんな事一言も言ってなかったじゃん。何かあったの?」

「何も、何もないよ。ただ休みたくなっただけ。」

一足先に温泉を出てお食事処へ行くとテレビでは世界フィギュアスケート選手権が流れていて、ヴィクトル選手が映っていた。やっぱいつ観てもかっこ良いな。兄の影響で僕も昔からヴィクトルの事をテレビや雑誌で見てきている。グランプリファイナルにヴィクトルも出てたけど兄は生で見たのかな?だとしたら羨ましいな。

ボーッとテレビを眺めていると兄に声を掛けられ練習に付き合ってくれだそうだ。

「あ、ヴァイオリンも一緒にお願い。」

「…わかった。」

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【ユーリ!!!on IES】”銀盤上のアリア”の続きは…

続き⇒【ユーリ!!!on IES】銀盤上のアリア第2話【夢小説】はコチラ♪

パリの音楽学校に通い始めたのは16歳の時。そこの学校は22歳以下なら何歳でも通えると言うからそこに決めた。1人で海外で暮らすのは不安だったけど住めば都でとても楽しかった。(引用:2話目冒頭)

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