犬屋敷(いぬやしき)4巻5巻6巻ネタバレ｜無料試し読みと最新刊情報も！
目次
今回は『犬屋敷(いぬやしき)4巻5巻6巻ネタバレ 無料試し読みと最新刊情報も！』です。
前回1~3巻では、やくざの会合に乗り込んだ犬屋敷がやくざを完敗させ、井上の婚約者・悟が家の前の道路で井上の帰りを待っている所で終わりました。井上はどうなるのか！？悟の元へ無事帰れるのか！？
さっそくネタバレして行きます☆
犬屋敷(いぬやしき)4巻5巻6巻のネタバレ
いぬやしき4巻のネタバレ
(以下：いぬやしき4巻のネタバレです。)
犬屋敷はやくざ達の両目と頸椎を損傷させましたが、自分で意識しないうちにせん滅プログラムが作動したことでそうなっていました。気が付くと体は力が出ない状態で、犬屋敷は近くにあったビールで水分を補給しました。犬屋敷は無敵ですが、水分が切れると動けなくなるようです。周りのやくざを見て自分のやったことを知った犬屋敷は「自分達が踏みにじって来た人達のことを死ぬまで考え続けるんだ。人生の最後までに本当に反省したら…悔いる境地に辿り着けると思う」と言い残し、その場を去ります。
犬屋敷は動けなくなった大男のケータイから「山田」という手下に電話をかけ、井上が拉致されたマンションの場所を聞いて井上を迎えに行きました。
井上はマンションの一室で注射を打たれて、婚約者に「もう会えない」と号泣していましたが、犬屋敷が助けに登場します。「おじさん、何者なの？」と聞く井上に「たいしたもんじゃないよ」と犬屋敷は答え「タクシー代がないから」と言って背中のジェットで井上と共に空を飛び家まで送ってあげました。
アパート前の道路で一筋涙を流す悟のもとに、井上は喜びの顔で戻って来ました。両手を上げて走り井上は悟に抱き着きました。
次の日のニュースで「暴力団の会合で278人が何者かに襲撃された」ということが報道されます。一方、安藤の学校では通り魔事件の話題も話されていて、暴力団事件も「安藤と獅子神がやった」と噂されていました。先日、二人が銃で男子たちを撃ったことも知られていて、周りには3Dで作った銃で撃ったと噂されています。
家に帰った安藤は一人ベッドの上で獅子神を止める方法を考えています。ネットニュースを見ると「奇跡が次々と起こる！」と、病院で”天使”が人々の命を救っていると書かれていました。獅子神の傷を治せる能力を知っている安藤は、獅子神と同じ能力を持つ人間がもう一人いる！という仮説を立てます。そこで、その人物を呼び出すために「たすけて！コロされる！」と叫んでみます。獅子神も遠くの音まで緻密に聞こえるので、それを利用した呼び出しでした。思った通り、能力を持つもう一人の人物の呼び出しに成功し、玄関のピンポンがなります。
玄関に出ると上半身裸の犬屋敷の姿が。犬屋敷は自分の能力を知る安藤にびっくりしましたが、安藤の「僕の幼馴染もそうなんです」という言葉にハッとした顔をします。安藤は犬屋敷が病院で人を助けていることや暴力団を襲撃したことを確認し「本物のヒーローだ。かっこいい」と涙を流し、「ヒロを止めて下さい」と犬屋敷に話しました。しかし、「ヒロはもう機械でヒロではなくなった」という安藤の言葉で犬屋敷は落ち込む顔を見せます。「自分は機械だと思いたくないから人助けをやっている。ヒーローなんかじゃないよ…」という犬屋敷でしたが、安藤は「今まで会った誰よりも人間らしい人間です。」と泣きながら言って、獅子神を止めるためにアシスタントとして協力することを約束します。
安藤は道路からジェットで帰って行った犬屋敷の背中を、見上げながら見送りました。
後日の放課後、獅子神は同じクラスの渡辺しおんに告白されます。「ありがとう！」と満面の笑みで返し、獅子神はそのままま去りました。その帰りに獅子神は離婚して別に暮らしている父親の元へ行き、父親と再婚相手との子供で獅子神の腹違いの弟の誕生日を一緒に祝います。(父親は再婚相手と娘、息子と暮らしています)腹違いの兄弟達は獅子神にとてもなついているようです。獅子神は父親と約束していた釣りをキャンセルされても笑って済ませ、義理の弟に頼まれていたジャンプは買わずに「忘れた」と笑っていました。家族には暴力的な部分は一つも見せてないいようです。
その帰り、獅子神はちょっと空しそうな顔をしながら父親の家から自分の家に帰ります。父親の綺麗な一軒家とは違い、獅子神が母親と住む家はアパートの一室です。普段から狭い部屋で母親と二人布団をひき、隣同士で寝ます。獅子神は親子2人で貧しい中ここまでやって来て、かなりマザコンのように見受けられます。獅子神はその日の夜、母親から「病院の検査で末期のすい臓がんが見つかった」と聞きます。泣く母親と抱き合い「絶対死なせない！」と獅子神も泣きながら自分の能力を使い母親のがんを治しました。次の日、病院へ行っていた母親から「がんが治ってた！神様っているね！」と学校で電話を受けた獅子神は「良かったね！」と少年のように笑って返答していました。
一方、安藤と犬屋敷は人のいない夜の中古車処理工場へ行き、犬屋敷のパワーと確かめることとと特訓を始めます。犬屋敷のジェットで工場へ行く途中で犬屋敷の娘・麻里と安藤が同級生だという話になりました。犬屋敷は腕に埋め込まれた銃で足元の土をべっこり穴を空けていて、能力のすごさを改めて知った…という感じでした。犬屋敷の指の先にはUSBもついていて、情報はすべてそこから体へ取り入れられるようです。獅子神がやっていたように、そのまま頭に電話の呼び出しも入ります。地上からどこまで飛べるか？という実験では、何と人工衛星まで飛ぶことが出来ました。人工衛星にいた宇宙服を着た外国人の前でポカリを飲み、犬屋敷は地上まで戻って来ました。また、犬屋敷は病院に舞い降りた天使だと報道されていましたが、病院側に深く感謝され、匿名と約束あれて次々と不治の患者を案内されました。
しかし、獅子神はと言うと、母親の幸せのために能力を使います。15万のマンションに母親に「引っ越そう」と提案し、仕事は「やめちゃえば？」と言います。「これからずっと母さんを支えるから」と言いますが、そのためのお金は全てATMの数字を能力で改ざんして得ています。母親には「お金を回す才能があるみたい」と嘘をついていました。獅子神は母親のことを思っていると人間に戻れた気がするようで、指からちゃんと血が流れて「人間に戻った！」と歓喜する夢を見ていました。その朝に母親が獅子神の起こしているニュースを見て「どんな親に育てられたのかしら…許せない」と言ったのを聞き、獅子神はドキッ！とします。心配になった獅子神は母親に「犯人が俺だったらどうする？」と聞くと母親は「一緒にしぬかな」と答えました。その時にちょうど「犯人が捕まった」というニュース(誤認逮捕ですが)が流れ、獅子神は安堵します。
次の日曜日の引っ越しの予定が迫る中、獅子神は母親とフランス旅行に行く話で盛り上がります。その夜「もう人をコロすのはやめよう」と獅子神は心に誓いましたが、誰かのリークか捜査の結果で犯人が獅子神だとバレ、寝ている最中に警察が来ます。母親を置いてジェットで逃げた獅子神は涙を流しながら空を飛んでいました。降りたところで同級生の渡辺しおんに話しかけられました。
いぬやしき5巻
しおんは祖母と二人暮らしで、家に獅子神を匿(かくま)います。テレビは連日獅子神のことを報道しており、獅子神の複雑な家庭環境などが犯罪を犯した要因として挙げられています。しおんは獅子神に「両親はがんでしんだ」ということを話しますが、獅子神はさして気に留めていません。獅子神は夜中に起きて、しおんとその祖母に手で作った銃を向けますが、何となくやめます。
次の日の昼に、母親が報道陣の前で泣きながら謝罪しているのをテレビで目にし、獅子神は号泣します。『母さん、ごめん。逃げて』と獅子神は思っていましたが、それから少し経った夜に母親がジサツしたという速報を見ます。獅子神が背中のジェットで空高く飛び、誰も聞こえない所で叫びながら泣きました。そのまま獅子神は何かを求めて父親の家まで行きますが、父親の周りにいた報道陣を銃でコロすと、一人残された父親が「コロさないでくれ」と言います。獅子神はムッとした顔をして、そのまま去りました。職学生の頃の作文に「父親は別の所で暮らしているけれど帰ってきて欲しい」と書いていた獅子神ですが、最後まで父親は獅子神のために何か声をかけるといったことはしませんでした。
父親も母親も失ったと思った獅子神は、自分や母親を中傷したネット民を次から次へとコロします。しおんにも「自分が連日報道されている事件の犯人だというのは本当だ」と話し、唯一の良心のタガが外れたように自暴自棄になります。しかし、しおんはそれを知っても「私とお祖母ちゃんを置いて行かないで」と獅子神に泣きながら言います。獅子神は、怖がらずに自分を思ってくれたしおんの言葉に心が傾き、これまでコロした分救うことを約束します。獅子神は『cure』という名でSNSを始め、助けた人に拡散することをお願いして命を救うことを広めて行きます。しおんは、次々と人を助けていく獅子神に「すごいよ！」と言います。獅子神もしおんが感動してくれるから続けているようです。
しおんは獅子神に抱かれてジェットで家まで帰り、獅子神は自分を大切に思ってくれるしおんに「ずっと大事にする」と誓います。しおんも「どこにも行かないでね…」と返しました。家に帰ると祖母と3人で夕食を食べ、3人は家族みたいに温かく食卓を囲んでいました。
しかし、その夜、警察の機動隊はアパートの周りを静かに包囲していました。
いぬやしき6巻
深夜にもかかわらず野次馬が見る中、獅子神は機動隊に一斉攻撃を受けます。しおんと祖母も打たれ即死状態でした。獅子神は二人を抱えてアパートからジェットで逃げ、人気の少ないところで下ろし生き返らせます。獅子神は二人が目を覚ます前に新しいアパートを宛(あて)がい、直接しおんの口座でお金も送金していました。家族となったしおんと祖母を撃たれた獅子神は『敵がいるなら倒すしかない』と思い、護国寺警察署に足を踏み入れます。そこで警察官も機動隊もせん滅し、獅子神は事実上、国家に宣戦布告します。
犬屋敷も獅子神がどこにいるか音を探していますが、全然引っかかっては来ません。そして、安藤とどうしたもんやらと話しつつ歩いている所を娘の麻里に見られます。麻里は同級生の安藤と父親が一緒にいるのを見て怪しく思いつけてみると、病院へ行き人助けをしているところを目撃してしまいます。連日の神降臨の”神”が自分の父親だったことに驚きます。ジェットで空へと飛ぶところも見ていました。麻里に見られていることを知らない犬屋敷は、自宅から自分の車を呼び寄せる訓練をしていました。獅子神は10台以上動かせるので、まだ訓練は必要のようです。
犬屋敷が家に帰ると、妻と麻里が口論しています。麻里は隣家のセレブ漫画家・織田の息子と同級生ですが、『絶対に自分も漫画家になって親の七光りの織田に勝ってやるんだ』と思い、漫画家を目指していました。小学生の頃からの夢でずっと書き続けて来たようですが、それを今知った母親は「大学には行き、漫画が趣味にしなさい」と言うので口論になっていました。しかし、麻里の夢を聞いた犬屋敷は「高校までちゃんと卒業するなら、応援してもいいんじゃない」と言ってくれます。それで母親も納得し、麻里も「高校はちゃんと卒業する」と約束します。
後日の昼過ぎ、護国寺警察署を襲った獅子神は「この国に追われ続けるので日本んと戦争します。今から100人コロします」と電波ジャックして宣戦布告します。みんな信じていませんでしたが、獅子神はすぐに次々とコロし始めました。
ここで4巻、5巻、6巻のネタバレは終わりです。
犬屋敷(いぬやしき)4巻5巻6巻の感想
母親がジサツしてしまい、父親とも心の距離のある獅子神ですが、次はしおんとその祖母を愛する人として操を立てて、自分の敵は一掃して行くようです。
しかし、警察署の襲撃はすごかったですねぇ…。獅子神は、獅子神の事件の担当だったベテラン刑事をコロし、その部下を一人、生き証人としてコロさずに去りますが、無差別にコロして生かしてと決めているところがまたコワイですね。
そして、犬屋敷の娘はとても綺麗な容姿で冷たそうな雰囲気なのに、意外に小学生の頃から漫画家を目指していたとは驚きでした！
隣人の織田に「親子でジャンプに掲載されるなんて、甘いんじゃない？」と言うなど、麻里からは『漫画家になってビッグになっていやる！』という闘志がみなぎってる感じがします。
内に秘めたる夢と外見とのギャップで、麻里の魅力が私の中に一気に加速しました！
麻里が純粋に夢を抱く一方で、獅子神は次々に人の命を奪って行っています。
麻里が漫画家として活躍出来るような平和で豊かな未来はやってくるのか？？そういった最後の部分の展開も今から気になりますね。
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